経済研究部門



内外経済動向の調査・分析及び経済に関する基礎研究を行っており、特に経済の基調をとらえ、現状及び将来の動向を明らかにすることに重点を置いています。その成果は月刊誌及び研究書に発表し、大方の好評を得ています。



1.月刊誌の刊行
経済の進路 B5判22頁
内外経済の動向及び問題点を平易かつ簡潔に解説することを狙いとしています。毎号約21,000部発行、広く各方面に利用されています。
1928(昭和3)年「本邦財界情勢」として創刊、1963(昭和38)年に「経済の進路」へ改題、2022(令和4)年9月末現在通算1,117号になります。

MERI's MONTHLY CIRCULAR
−Survey of Economic Conditions in Japan− 変形A4判12頁
日本経済に対する海外の理解と認識を深めることを目的とした英文経済月刊誌です。毎号約2,300部発行、海外約40ヵ国の中央銀行・政府機関などに送付されています。
1923(大正12)年創刊、2022(令和4)年9月末現在通算1,115号になります。


2.研究書の刊行
当研究所研究員による経済の理論的・実証的な研究書を刊行しています。
テーマの選定などについては、東京大学教授松島斉氏、慶應義塾大学教授寺井公子氏、一橋大学教授塩路悦朗氏にご助言頂いております。現在毎年度7点程度発刊、主要大学図書館などに寄贈するほか、一般の方々にもご購読いただいております。
1982(昭和57)年、現在の形式で発刊以来、2022(令和4)年9月末現在通算143点になります。
  2020(令和2)年度以降発行の経済研究書
No 書        名 著者名 定価(税込)
134 教育経済学の実証分析
―小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析―
池本 駿   1,100円
135 官民連携の経済分析
―新しい行政経営の手法PPP/PFI―
福田 紫   2,200円
136 顕示的消費と競争回避財の役割 濱田 高彰   1,100円
137 消費者行動の理論と実証 今井 晋    1,100円
138 ベイズ学習とバイアス
―自信過剰な人は得をするか?―
山本 裕一   1,100円
139 原油価格と国内ガソリン価格
―日次データによる検証―
塩路 悦朗   1,650円
140 在職老齢年金制度の見直しによる経済効果 萩原 玲於奈   1,100円
141 資産価格としての為替レート―近年為替レート分析の諸相― 加納 隆   2,200円
142 日本の学校における性別ピア効果とそのメカニズム 井上 ちひろ   1,100円
143 プロの投資家に対する「評判」と資産価格 佐藤 祐己     880円
144 企業の研究開発とマクロ経済成長 及川 浩希     1,650円
145 日本の制度的要因が利益調整に与える影響  首藤 昭信     1,650円
146 ワクチン配布のロジスティクスとマーケットデザイン 野田 俊也     1,100円


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